中国伝来の観賞魚

今日は金魚の小ネタをご紹介します!
金魚は3〜4世紀頃に中国の揚子江で鮒の突然変異で赤いものが発見されたのが始まり。宮廷に献上され、改良され優美な観賞魚となりました。

かっぱ先輩!日本にはいつ伝来したの?

1500年代初めに「和金」に近い種が入ってきたけど、いまいち流行らず。
江戸時代になって爆発的ブームになって、改良に改良に改良を重ねて、それはもういろんな種類の金魚が出てきました。
イッチちゃんはどんな金魚が好き?

ボクはゴージャスな金魚が好きやな。
リュウキンとか。

そうそう、お母さん(ノブコ)も豪華系が好きでね。
したの絵はお母さんが30年くらい前にIllustratorというソフトで描いたイラスト。


どどん!
アズマニシキ!

この豪華な金魚は
リュウキン+オランダシシガシラ
それにキャリコ(赤、白、黒)の体色
改良に改良を重ねて作り上げた、ゴージャスな金魚です。
次の金魚は尻尾に注目!


どどん!
トサキン!

これもリュウキンが元になっている金魚。
高知県の愛好家が作り出した金魚で、くるりと巻いたような反転尾が特徴。
泳ぎはあんまり上手じゃないからゆっくり優雅に泳ぐよ。
尾の美しさを味わうには、鉢で飼育して上から鑑賞するのに向いてると言われてます。
高知県の天然記念物になってます。

地元の特産品てことか!
金魚の世界は深いなあ。

地味な和金からどんどん改良される金魚。
観賞魚としてのポテンシャルがすごい!金魚の種類は他にもいっぱいあるけど、本日はこれまで!
今日見ていただきたいのは…..
綺麗で優雅なリュウキンをデザインしたキルトです!

魚のデザインは鱗のキルトがとっても大変やろねえ。
2025年作品展鑑賞中の皆様へ!

2025年作品展鑑賞中の皆さんへ
下のリンクで隣の作品の説明ページに行けます↓
金魚のキルト

2025年作品展 出展予定 ラム・コロンさんの金魚の作品です。
ご自分で染めた布が、水中を優雅に泳ぐリュウキンのイメージにバッチリ合っていて、さらに和のテイストになっているのも素敵です。


金魚の小ネタは面白かったですか?
次回もお楽しみに!



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