バニヤン・ツリー

2025年リボンレイ&ハワイアンキルト作品展

外来種なのに神聖な木になった!

今回はバニヤン・ツリーについての小ネタです。

かっぱ先輩!

これはもしやマウイ島ラハイナの超有名なバニヤンですか?

2023年の自然火災でおおかた焼けてしまったという!

そやで!イッチちゃん。

マウイ島に行った時に写真とっててよかった!

とお母さんは言ってたな。

樹齢150年。高さ18m、枝の広がりは0.27ヘクタール。

数字で言ってもわからないから、この写真見て。

遠目からみたら森みたいに見えてたけど、一本の木です!

どうやったらこんなに大きくなるんやろ?

枝から気根が垂れ下がり、地面に着くと、それが幹になっていくねんで。

そうやって横に横に広がっていったよ。

バニヤン・ツリーは

クワ科イチヂク属の木で、和名はベンガルボダイジュ。

インドでは国樹です。

ハワイには1800年代後半に入ってきていろいろなところに植えられてるよ。

バニヤン・ツリーの下って神秘的な感じがする!

それは、ハワイの人もおんなじ感覚やってん。

気根でどんどん大きくなるので、「再生・家族・つながり・繁栄」の象徴。

さらにさらに、日陰を作って人を守ってくれる事から先祖のご加護がいただける木とされ、精霊の住む所とも言われてる。

外来種なのにすっかりハワイの神話の一つになってる

それはね、ハワイのManaの考え方のおかげなんやって!

Manaは全ての物に宿っているエネルギーなんやけど、

外来植物でもあっても、ハワイの土地に根付いて、ハワイの人の生活にすっかり馴染む関係になったら、もうそれはハワイのManaを宿すっていう事になる。

Manaは「関係性」がとても大切にされるんやで。

はあ、はあ、なるほど。

ハワイの人はすごい柔軟な人らなんやなあ。

それに!ラハイナのバニヤンは、大火事にあって大きなダメージを受けたけれども、生き残ったんやで!

その後は樹木医やボランティアさんたちによって、復旧、回復のケアを受けて徐々に元気になってきてる。

また新たな神話をつくったねえ!

バニヤンのキルト

2025年作品展を観覧中の皆様へ!

かっぱ
かっぱ

左の作品の解説はこちら▼

ハワイアンプリークリーポピー

イッチ
イッチ

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コーヒー

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