アサガオのちょっとしたお話
今回は朝顔についての小ネタです！
かっぱ先輩、朝顔って日本の夏のイメージですよね？
日本に入ってきたのはいつ頃？
そやねえイッチちゃん。
アサガオの原産地はネパール近郊から中国、熱帯アジア、中南米と諸説あり。
日本には奈良時代末期もしくは平安時代に、中国を通じて薬として伝わったのが最初やねんて。
種には下剤や利尿剤となる成分が含まれているため、長らく「牽牛子（けにごし、けんごし）」という生薬やったよ。
お薬やったんや！
「朝顔」という名が確認されるようになったのは平安時代で、「朝に咲く美しい花」という意味で「朝の容花（かおばな）」と呼ばれていたのが由来です。ただし「朝顔」はもともと朝に咲く花の総称として使われていたため、当時の朝顔にはキキョウ（桔梗）やヒルガオ（昼顔）、ムクゲ（木槿）なども含まれていました。
薬草として日本に入ってきた朝顔ですが、美しさから観賞用に千年以上かけて品種改良されてい木、江戸時代では大ブームになりました。
この朝顔は「日本アサガオ」と呼ばれています。
朝顔って育てるの簡単やしね！
そらブームにもなるやんね。
明治以降に日本に「西洋アサガオ」が入ってきたよ。
特徴は葉っぱがハート型で朝から夕方まで咲いています。
英語でアサガオはMorning glory。
世界中にいろんな種類のアサガオがあるんやで。
ハワイにもあるの？
あります！
ハワイにはいくつかヒルガオ科の植物があるのですが、本日ご紹介するのはPo huehue。
ハワイ在来種（ハワイ以外の熱帯でも見られる）で、浜辺に群生していて、ピンク色の５〜８cmくらいの可愛い花を咲かせます。
英語ではBeach mornig glory 日本語ではグンバイハマヒルガオ。
葉っぱが軍配のような形をしているのが特徴。
アサガオのキルト
2025年作品展 観覧中の皆様へ！
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