ホヌ

2025年リボンレイ&ハワイアンキルト作品展

神聖な存在

かっぱです!

今回はホヌについての小ネタです。

ホヌはハワイ語でアオウミガメのことです。

かっぱ先輩!

アオウミガメの色って青くないよね。

むしろ赤茶っぽいのもいるよね。

そやで!

色は色々あるけど、脂肪の色が青緑っぽい。

だからアオウミガメという名前になりました。

脂肪が青いっぽいのは食用の海藻由来なんだって。

ええ、脂肪て….

人はアオウミガメを食べてたの?

海亀を食べるのは、世界中でわりと普通やってんで。

それで、ハワイでは海亀は神聖な生き物。

神の化身、海の守り神、守護や長寿、知恵の象徴。

だから………..

だから…….

もちろん料理からして神聖な儀式。

海亀の料理は神にささげられ

王様や神官のみが宴の席で最高級な料理として食べてました。

やっぱり食べたんや。

ハワイの人は大切に育てている犬(ʻīlio)も何かの儀式やお祝いなんかで食べてたし。

いやしかし、命を大切に無駄にせず、しかも神のパワーを体に取り入れるという意味では、たべるという行為は当然と言えば当然……..

そやね!

でもねホヌが‘aumākua(アウマクア)の一族の人はホヌを食べなかったよ。

‘aumākua(アウマクア)とは?

ハワイの多くの家系では、ウミガメが自分たちの祖先の霊(ʻaumākua)だと信じられています。
海岸やリーフに現れるHonuは、「亡くなった家族が見守っている」サインとされ、敬意をもって接します。

だから、その家系の人はアウマクアであるウミガメは食べへんの。

ちなみに!ジョン先生の一族のアウマクアはサメ。

他にもイオ(鷹の一種)プオエ(フクロウの一種)などの鳥や動物。

波や風、虹もアウマクアとされてるよ。

ご先祖様が守ってるっていうのは心強いよね!

現代、アオウミガメは絶滅危惧種に指定されています。

だから大切に保護されていて、触ってもダメ。餌付けもダメ。とにかく近づかない。

ハワイのビーチで甲羅干ししてても、3m離れて見るだけにしてくださいね!

ホヌのキルト

2025年作品展に出展予定 マリコさんのホヌのバッグです。

使いやすい素敵な色のバッグです!

2025年作品展を観覧中の皆様へ!

左の作品の説明ページに行けます↓

モンキーポッド 

イッチ
イッチ

右の作品の解説ページに行けます↓

ラウアエバッグ

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