よい香りのするシダ

今回はラウアエの小ネタをご紹介します!
妄想植物園のイリオくんに解説お願いします。

ALOHA!
街エリア担当のミックス犬イリオです。
このシダはハワイに行ったら植え込みに生えてるので絶対見たことあるはず!


グラウンドカバーのようにあちこちに植えられてるよね。
瑞々しい感じがして大好き!

学名: Microsorum scolopendria
和名はオキナワウラボシ
英語ではmonarch fern, musk fern, serpent fern, maile-scented fern, breadfruit fern

色々な名前があるけど「マイレの香りのシダ」とか「ムスクのシダ」とかいう名前があるってことは良い香りがするんやね。

そうなんです。だからフラを踊る時につけるレイを作ったりしますよ。
Laua’eというハワイ語の名前には「可愛い人」「最愛の」という意味があります。
ハワイの人たちにとっても愛されているんですね。
空気清浄作用もあり、香りも良いので「癒し」象徴とされてます。
1900年代に諸島にハワイに入ってきた外来種なんですけどね。

へえ!ハワイに入ってきて100年ほどかいな。
んん?オペアペアさんがやってきたぞ!
もう一つのラウアエ

ALOHA!森のエリア担当。ハワイ固有種のコウモリ、オペアペアです。
ラウアエの話をしてるって聞いてやってきましたよ!
なんと
実は同じラウアエの名を持つ固有種のシダがあるんですよ!
ほら、こんなの。
チャットGPTさんが描いてくれた絵です。



地面からニョッキリ生えてる太めのアイビーみたいな形で
葉脈の主張が強い。そんな不思議なシダ!

香りも外来種のラウアエよりも強く甘いのです。
フラの女神ラカに捧げる植物の一つです。
このラウアエの葉には 甘い芳香 があり、これはレイとして身に付けたときに “香り” を通じて自然と一体になる感覚を与えます。
ハワイの伝統では、香り自体が祈り・想い・神聖さを運ぶと考えられており、レイづくりも単なる装飾ではなく 儀式的/文化的 な行為です。
レイを身に付けることで、「歓迎」「愛」「美」「敬意」を表現します。
ハワイ語の別名はPeahiです。


カッパ先輩!
ノブコ母さんは6年ハワイに住んでたけど
オキナワウラボシのラウアエを良い匂いだと認識した経験が無いので、今度ハワイに行ったら、すりつぶして匂ってみようと思ってるんだって。

…..ノブコ母さんのハワイへの興味のベクトルは、普通のマダム達とちょっと違うよね。
ラウアエのバッグ

2025年作品展に出展予定のタケポンさんのLaua’eのバッグです。
繊細なラウアエを上手にアップリケ、キルトされています!

2025年作品展 観覧中の皆様へ!

左の作品の説明ページに行けます↓

右の作品の解説ページ行けます↓



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