来年卯年のキルトはウサギ…じゃなくてリボン!その理由は?

ハワイアンキルト

ただいま作成中”リボンのキルト”をご紹介

2023年のイヤーキルトを作成中です。
写真はカットが終わり、布を広げたところ。

ハワイアンキルトのカプ(タブー)

ニコニコ
ニコニコ

来年のイヤーキルト?ウサギ年だからウサギなんやね?

母ノブコ
母ノブコ

いえいえウサギではないのです。

リボンのデザインです。

ウサギに見えるのは錯覚です。見間違えです。

よし!

ではアップリケが終わった姿を見てもらおか。

かっぱ普通
かっぱ普通

お!リボンぽくなってる。リボンがウサギの形してるよ!

なんでウサギのデザインにせえへんの?

母ノブコ
母ノブコ

それはね、ハワイアンキルトは

四つ足の獣をデザインするのはタブー

とされているからやねん。

かっぱ普通
かっぱ普通

ええ?!なんでなんで?ネコとかウサギとか可愛いやん?

母ノブコ
母ノブコ

ジョン先生によると….

キルトの中の四つ足の獣は命を持ってしまって

夜中にキルトから出てきて悪さをするんやで…..

まさかのオカルト展開!

ハワイの人はスピリチュアルやから。

ハワイアンキルトのタブー(ハワイ語でKapu)は他にもいくつかあるよ。

「人神様」もデザインしたらダメで、理由は獣と同じ。

あと「飛ぶ生き物」もデザインしない方が良い。

ジョン先生が鳥をデザインしないのは、鳥のデザインを作った人達がジョン先生から離れて行ったから。私も「ハワイ固有のコウモリ」をデザインしたら、作成した生徒さんが遠くに引っ越すことになってん。

あと、黒い布もキルトに使わへんよ。

ハワイアンキルトのパワー恐るべし!

母ノブコ
母ノブコ

ハワイアンキルトには

『作り手のマナ(霊力)』と『モチーフの持つマナ』が宿るんやで。

だから、踏んだり、お尻に敷いたりするのはダメ!絶対!

失礼になるからね!

かっぱ普通
かっぱ普通

それに日本人が、ハワイの人が守るルールを破るのは失礼やね。

でも、獣をデザインしたい時はどうするかっていうと『錯覚』を利用するよ。

そんなわけで、今回のはあくまでリボンのデザインやからね!

ニコニコ
ニコニコ

それでリボンか!

『錯覚』キルトは面白いね!

上記のカプはハワイのPoakalaniの教室で教えてもらったものです。

ハワイには沢山のハワイアンキルトのグループがあり、それぞれ違いがあります。
もし、あなたのハワイの先生の言われた事が、私の書いた事と違っていていも「こんな考え方があるんだ」と思っててくださいね。
そして、あなたとご縁のある先生の言葉を敬意を持って守ってください。

2022/8/12キルティングを始めました。センターは、ありきたりですが、ハートです❤︎

引き続き完成までみなさんにご披露しますね!

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