神社で御祈祷をしてもらうにはどうする?

ほんまに雑記

「猫の健康祈願」を神社でしてもらった

お盆前の暑い暑いある日の午後。
大阪森ノ宮にある鵲森宮神社にて「猫の健康祈願」というヘンテコな御祈祷をしてもらいました。
神社で御祈祷してもらうのってどうしたらいいの?という方のための記事です。

事の起こりは去年の夏、病気になった母から猫3匹を引き取った時から。3匹は、甘えん坊で愛情深く愛嬌があって可愛い。が、問題を沢山もった子達でした。吐きぐせ。盗みぐい。ノミ。トイレの躾。怖がり。神経質。分離不安と精神的な問題もあり。体質で高い療養食を食べないといけない。猫飼い経験のある私ですが、問題持ちの猫が一度に3匹となると、もういっぱいいっぱい。

今年の夏、2回目のノミ大量発生で、私がもう限界になってしまいました。
「もう、神頼みするしかない。お祓いしてもらおう….」

どこでお祓いしてもらう?

例えば合格祈願だと天神さんとか、病気祈願だとここ!と言うように、目的にあった神様にお願いすると言うのもありです。
また、お正月にいつもご挨拶している近所の氏神様にお願いに行くのも良いです。

*今回は私にちょっとした経緯があり森ノ宮神社さんにお願いしました。

神社を決めたら電話しよう

何のための御祈祷か?日時は?という、やりとりになります。
この時に玉串料を伺いました。
玉串料は神社によって違うので、聞くのが一番です。

*森ノ宮神社は「五千円から」とのことでした。
*当然ながら「猫の健康祈願」というとビックリされました。

玉串料の用意をしよう

御祈祷の時にお渡しするお礼が「玉串料」

「玉串料」は葬儀、七五三、お宮参り、結婚式、厄払いや祈願などに使いますが、お守りやお札を受ける際には「初穂料(その年の最初に収穫された稲)」となります。

どんなシチュエーションでもお金は金封に包んで持って行きます。
御祈祷の場合、のし袋は紅白。蝶結び。『お玉串料』と『厄除け 〇〇(←名前)』と記入しました。

当日の流れ

大きな神社なら御祈祷受付があるのですが、小さな神社の場合は社務所や社務所の窓口に行きます。

◯申し込み用紙に記入する
◯御祈祷料をお渡しする

◯神主さんに言われるままに社殿へ行き着席

◯御祈祷始まる

◯玉串を神様に捧げる(その場で神主さんからレクチャーあり!言われた通りにすればOK)

◯御祈祷終わり
◯神主さんからお話

◯御朱印をいただく

という流れになります。

御祈祷ってこんな感じ

祝詞ですが、こちらは「神様に伝わるような形式の言葉」ものなので、御祈祷ごとに神主さんが考えてくれます。住所や名前もちゃんと祝詞に入れてもらえます。「大阪市ホニャララの〇〇の猫の健康祈願を……」みたいな感じで続きます。時間は15分ほどでした。

お話
普通、合格祈願とか厄除けとか、そんなだったら、経験豊富な神主さんが色々とお話してもらえたんでしょう。
「猫のための御祈祷」なんて突拍子もないお願いをして、快く受けていただいたわけですが、経験豊富な神主さんも、どうも初めてで、御祈祷の後のお話も「アドバイスしづらい」感がいっぱいでした(笑)
兎にも角にも、よく引き受けていただきました。ありがたかったです。

お札をいただいきました。
厄除けのお札をいただきました。
玄関に貼っておくと厄が侵入するのを防いでくれるそうです。
我が家の玄関にペッタンと貼ってますよ!

鵲森宮神社について

地下鉄森ノ宮駅、JR森ノ宮駅のどちらの駅からもほんの1分ほどの小さな神社です。すぐそばに大阪城があります。

こちらの神社は聖徳太子が物部守屋との戦いに勝利した折に建立した神社。
なんと千四百年の歴史のある由緒ある神社です。
御祭神は用明天皇、穴穂部間人皇后、聖徳太子
大変大きく壮麗な神社で日本書紀にも記述されるほど有名であったそうですが、織田信長が石山攻めをした折に掠奪にあい社殿は火事で燃えてしまったそうです。

気さくな神主さんから御朱印ももらえます!

ニコニコ
ニコニコ

御朱印帳がカッパなの

曽我氏と物部氏が戦ったのは、曽我氏が仏教を日本に広めようとして対立したからなんだけど、曽我氏側についた聖徳太子が神社になったという不思議。

神道は自然信仰。仏教はお釈迦様が解明したこの世の『真理』と『哲学』。
神道と仏教は全く性質の違うものだからこそ、共存してもなんの問題もなかったんだろうね。

おまけ!神社の参拝の仕方!

神社と寺の違いもあやふやな現代人ですが、お正月とかお祭りとか、まあお寺より行く機会が多いのが神社。
なので、参拝の仕方をサラッとご紹介します。
多分これくらいできてたら失礼にはならないと思う。
(母ノブコのじいちゃんは田舎の小さい神社の神主。ただし霊感とか無い普通のじいちゃんだった)

鳥居の前で一礼する(神域に入るから、まずご挨拶)

参道は端を歩く
(真ん中は神様が通るから)

手水では
一礼(何かするときは一礼)
柄杓で水をすくい左手を洗う
右手を洗う
左手に水をため口をすすぐ
左手を洗い
柄杓を元に戻し
て一礼
(わざわざ覚えなくても右利きなら、大体こういう順番になる)

神前では

まず軽く一礼
お賽銭を入れる
鈴を鳴らす(あれば)
深く二礼
手を合わせて二拍手
深く一礼

かっぱ普通
かっぱ普通

その後、とりあえず猫達は元気です!
聖徳太子様も困惑しただろうけど、感謝感謝!

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